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rip

ようやく文庫ででました。
「さらば雑司ケ谷」の続編。
今回もなかなかどうして、刺激的です。

 
宗祖、大河内泰が亡くなったことから始まる物語。
国家権力もほしいままにした宗教の金・地位・名誉をかけてグログロした権力争いの幕開け。

この小説のおもしろさは、膨大なサブカルチャーの引用。
巻末に記載されている元ネタとなった文献、人物を見ればあきらか。
サブカル好きな人なら「ああ、これか」とにやっとできるものばかりです。

今回はさらに暴力描写もかなり過激。
そして、独特の性癖、描写もかなり倍増しております。
「過激な性描写はよくない」だのとうんぬん話す方、苦手な方は最初から読まないでほしい。
続編を買う人は基本大丈夫だと思いますが。

全体的に決してお上品とはいえないし、万人におすすめできるものでもありません。
こういうのを嫌う人もいると思うし、理解できない人もいると思います。

作品の内容は、これが今、私たちが生きている日本という国の縮図だと思いました。
サブカルは、崇高なものではなく、庶民の感覚から発生した文化です。
だから、時になまなましいし、目をそむけたくなる作品もありますが、
そういう風に考えると、おいそれとサブカルを否定することができにくい気持ちになります。

この本を読めば、日本のサブカル、
そして今のサブカル世代と飛ばれる30代後半以降の人たちの「風」が
少しは感じてもらえるのではないかと思います。


かなり刺激的な内容ですが、テンポよく読むことができるのは
暴力的な描写のところどころにしこまれた、エンターテインメントの要素。
樋口氏しかできない構成です。

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