42〜世界を変えた男〜

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    JUGEMテーマ:映画
    42

    大リーガーで永久欠番となっている「42」。
    これを背番号につけたのは黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンの半生を描いた物語。
    黒人差別が色濃く残る、戦後のアメリカ。そんな時代の中、さらに厳しい白人社会の野球の世界に飛び込んだジャッキー。
    聞くに堪えない罵声・差別発言・態度の中で、自分の能力を信じた彼自身と、彼をスカウトした
    ブルックリン・ドジャース(ロサンゼルス・ドジャースの前身)ブランチ・リッキーGM(ハリソン・フォード)の
    忍耐・苦悶が続きます。

    家の玄関を一歩出た瞬間から、冷たい視線とゆがんだ差別感情を受け止めながら過ごさないといけない、
    壮絶な黒人の一日の始まり。
    想像もできませんが、これがさらに過酷な白人至上主義の野球の世界での生活となると…。
    野球を知らない私でもこの映画に感動できたのは、見ている観客全員がどこかにリンクする部分があるからだと思います。
    野球というフィルターを通して基本的な人の尊厳、問題を描いているからこそ自分に置き換えて見ることができて、
    より喜んだり怒ったり、感動することができる。

    この映画の中には名言もたくさんちりばめられています。
    印象に残っているのはジャッキーに、チームに入る条件としてGMが言った、
    ひどい仕打ちを受けても「やり返さない勇気を持つこと」。
    とても奥深い言葉です。そして難しい。
    全てのセリフは9割はジャッキーらが言っていないものだと思いますが、彼らの生き方・考え方を的確に表したセリフばかり。
    セリフ作りが非常に上手い。

    注目していただきたいのはGM役のハリソン・フォード。
    私が今まで見たハリソン・フォードの役はあくまでかっこよく、正義感のある主役。
    しかし今回の役柄はダミ声で不敵な笑顔を浮かべて話し、大胆。でもどこかとても暖かくて信念を持っている。
    年を取ったからこそできる、にじみ出る魅力的な役。
    ええ年の取り方、演技をしています。

    劇中で使われている曲も映画で舞台になった時代のものですが、この頃の音楽はかっこええ。
    本編終了後に流れる「DID YOU SEE JACKIE ROBINSON HIT THAT BALL?」(COUNT BASIE AND HIS ORCHESTRA)
    は私のお気に入りです。

          
          
         
      
          

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      • 2017.08.20 Sunday
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      • 13:55
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